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グレ釣り仕掛け 初心者におすすめやポイントとコツの情報をご紹介!

グレ釣り仕掛け 初心者におすすめやポイントとコツの情報をご紹介!

グレと言うのはメジナの事で、一言でグレと言っても尾長メジナ、口太メジナ、オキナメジナなどの種類が有ります。翁メジナは数が少なくグレ釣りでも釣ることが少ないメジナの種類なのですが、一般的にグレ釣りと言うのは尾長と口太とも呼ばれている、尾長メジナと口太メジナの何れかになります。また、グレ釣りの特徴はメジナが生息している磯での釣りであり、サラシ場と呼ばれる波が岩にぶつかって白く濁る場所を狙う釣りが特徴です。

初心者の人は足元に注意をしよう

グレは白く濁るサラシ場を狙う事になります。サラシ場は岩場の足下にあるので、岩場の際で釣りをする事になります。大きな波をかぶるよう場所での釣りになる事もあり、ライフジャケットを着用する事が安全に釣りを楽しむ秘訣です。尚、グレがいる場所は岩に海藻が付いている場所でもあり、波により海藻が有る場所はとても滑り易くなっています。そのため、歩行する時などは滑らないように注意をする事、滑り止めなどが付いている長靴を使うなど、装備もしっかりと揃えた上で釣りを楽しむ必要が有ります。尚、サラシ場は波が荒いと同時に流れも速くなるので遊動式のウキ仕掛けが最適です。

グレ釣りをする場所の中でもサラシ場と言うのは大型のメジナが生息しているケースが多く、大物釣りをしたい場合などおすすめとなる釣り場です。しかし、磯場は海藻などが岩についていて、海水で濡れる事でヌルヌルとした状態になっています。このような場所を走り回れば滑って転倒してしまいますので、歩く時などは滑らないように注意が必要です。

おすすめのグレ釣り仕掛けについて

グレはサラシ場を狙う釣りになりますので、白く泡立つと同時に波でウキが見えにくくなります。ウキ釣りでのグレ狙いでは、中通しのウキを利用して波の高低差が有っても常に同じタナに餌が安定した状態で維持させる必要が有ります。因みに、ウキと言うのは水面に浮いている釣道具であり、魚のアタリを知るために取り付けるものです。固定ウキの場合は、ウキ下が何センチと言った具合に調節が出来ますが、この距離は波の高さなどに応じて変わる事になります。グレが生息する場所は波の高低差が大きくなる場所となるため、中通しの遊動ウキ仕掛けがおすすめと言う事です。

グレがいる場所は岩に波がぶつかるサラシ場、そして波が大きくなる場所で、この条件の中で固定ウキを使うとエサは正確なタナに維持できなくなるため、サラシ場でのグレ釣り仕掛けは中通しウキがおすすめとなります。並の変化に関係なく中通しウキは常に同じウキ下をキープさせることが出来るため、グレのサラシ場狙いには最適なのです。

人気のグレ釣り仕掛けについて

ウキにはオモリの負荷により水面に維持出来るような設計になっています。オモリを重くしてしまえば、ウキは負荷に耐えられずに水中へと沈んでしまうわけですが、グレを釣る時のウキと言うのは大きく分けると2つのタイプが在り、一つはマイナス負荷のウキと、遠投が出来るウキの2種類になります。これらのウキの使い分けは釣場の状況などに応じて変える必要が有りますが、遠投ウキと言うのはウキのオモリ負荷が大きなタイプであり、遠くに飛ばせると同時に、近場にも正確に仕掛けを投げ入れることが出来るため人気が在りますし、風が有る時などでは最適なウキなのです。

遠投ウキは遠くに飛ばしたい時、ポイントが沖合に在る場合に利用するウキなのですが、サラシ場などでの釣りにも有効で人気が在ります。また、風が在る時など軽いウキを使っていると仕掛けをポイントに投げ入れる事が難しくなりますが、遠投ウキは重さが有るので正確な場所に投げ入れられるなどのメリットが有り人気が有るのです。

グレ釣り仕掛け作りのポイントについて

遠投ウキを利用するか、それともマイナス負荷のウキを利用するのかは釣り場の状況により変わりますが、グレ釣りをする時には中通しのウキを使う事になり、どこでウキを止めるのかを決めておく必要が有ります。これはウキ止めと呼ばれるものをリール糸に取り付ける事でウキ下を決める事が出来るようになっています。また、ウキ下はあまり長くしてしまうと、海底の岩などにハリが引っかかってしまうなど根がかりの原因に繋がるので注意が必要です。尚、サラシ場は海流が早くなるので仕掛けは真っ直ぐ下になることはなく、常に流れるような形になるため、ハリスにはガン玉オモリを取り付ける事がポイントです。

中通しのウキを使う場合にはウキ止めをリール糸に取り付けておきます。また、ウキ下はサラシ場の海流を考えて、ハリスのみの抵抗で流れるようにするためハリスにはガン玉オモリを取り付ける事がポイントとなります。尚、ウキ下をあまり長く取ってしまうと岩にハリが引っかかってしまうなど、根がかりの原因に繋がるので注意が必要です。

グレ釣り仕掛けコツについて

一般的にウキ下はタナに合わせて長さを決める事になります。ウキ下が2ヒロと言うのは、タナも2ヒロと言う事になります。しかし、グレのサラシ場での釣りは海流も早くなるので、ウキ下が2ヒロでもタナが2ヒロと言う事にはなりません。何故ならば、海流によりハリスなどは上側に移動してきて、実際のタナよりも上側に位置するからなのです。そのため、タナが1.5ヒロの場合にウキ下を2ヒロとし、潮の流れが速い場所ではガン玉オモリを追加すると言った工夫を行う事でグレのタナにエサを持って行く事が出来ますし、風が有る時などは遠投ウキを使えばポイントに釣り餌を投げ入れる事が出来るようになります。

グレのサラシ場での釣りは海流が早いため、仕掛けが水面に浮き上がろうとしてきます。そのため仕掛けを作る時には、タナが1.5ヒロの場合ではウキ下を長めの2.0ヒロにしておくことで、海流により釣り餌は1.5ヒロまで上がると言う計算になるわけです。また、中通しウキを遠投用に変えてあげる事で風が強い時の釣にも最強となります。

まとめ

大物狙いのグレ釣りは磯で行うのが一般的で、岩に海藻が付いている場所での釣になります。また、波が岩にぶつかることで白く濁る場所をサラシ場と言いますが、グレはサラシ場を狙う釣りでもあり、波の高低差が有る事からも固定浮きではウキ下が常に変化してしまうため、中通しの遊動式のウキを使った仕掛けが最適です。尚、ウキ下は可変されることになるのですが、ウキ下を決める場合は海流などの速さに応じてタナよりも長めにしておくことがコツです。また、サラシ場のある磯場は滑りやすいので歩く時には滑らないように注意が必要です。