釣り情報

穴子釣り仕掛け 初心者におすすめやポイントとコツの情報をご紹介!

穴子釣り仕掛け 初心者におすすめやポイントとコツの情報をご紹介!

穴子釣りは、夜定番の釣りとして非常に人気があります。シンプルな一本針の仕掛けでも始めることができ、船に乗って沖にでなくても岸壁からでも狙うことができるので、船酔いが心配な人やトイレがない船は不安だという女性であったり、釣り初心者の人でも安心して楽しむことができます。穴子釣りの楽しみは、釣りそのものはもちろん釣った後においしく食べることができるという点にもあります。煮たりかば焼きにしたり、てんぷらにも向いています。

初心者も楽しめる穴子釣り

穴子釣りは夜に餌釣りで行います。初心者の人は昼間のさびき釣りから始めるという人も多いものです。さびき仕掛けで行うとなると海面付近を回遊している小魚を狙うため、天候や潮によっても回遊してこなければいつまでたっても釣れることはなく、小さな魚しか釣れないので大きな魚を狙いたくなるものです。また、日が落ちるとともに釣果も下がるので、昼間は仕事で忙しいという人には釣りができません。しかし、夜行性でもある穴子は夜にゆっくりと楽しめる釣りであり、回遊待ちをしないで場所移動をしてさぐることもできます。大きなものでは1m近くのものも狙うことができるので、大物がかかる可能性もあります。

日が落ちた後に楽しめる穴子釣りは、仕事の終わった後の夜に狙うこともでき、初心者の人でも大きな魚が釣れることもある楽しみがあります。仕掛けも非常にシンプルなのであれこれ迷って揃えることもなく、投げたら竿先にあたりが来るのを待つだけなので、その間はゆっくりと潮の香りを味わってのんびり仲間と語らうこともできます。

おすすめの穴子釣り仕掛け

穴子釣り仕掛けは、シンプルなものであればみち糸におもりを通してよりもどしをつけ、ハリスをつけるだけでも構いませんが、より釣果を伸ばしたいのであれば仕掛けにもこだわってみるといいでしょう。穴子は蛇のように長い魚でもあるので、針にかかって暴れた時にはくねくねと回転して糸がよれたりからまってしまいがちです。そのために、釣り上げた後にまたその仕掛けを使用しようとしてもねじれて使い物にならないということも多いものです。からみを防止するためには、ハリスにパイプを通しておくと次回にも使えてからみも防止できるので安心です。

穴子釣りの仕掛けがからまったりよれるというのはよくあることです。よれた部分は糸が弱って切れやすくもなるので、また使用してしまえば針がかりをしてもその部分から切れて逃げられてしまうということにもつながります。糸がダメージを受けた場合には交換をしますが、仕掛けを長く使用するためにもハリスを短くしたりパイプを通すなどの工夫が必要です。

人気の穴子釣りの仕掛け

穴子釣りの仕掛けは、その時に狙っている穴子のサイズによっても変える必要があります。誰でも大きな魚を狙いたいものですが、一般的にその場所でその時期に釣れているサイズに合わせます。船釣りなら大物を狙うことができるので大きめの針やおもり、糸を使用しますが、岸壁でも12号から15号程度の針を用意しておくといいでしょう。その時の重りは10号から15号くらいがベストですが、潮の流れがはやい時には重りが流されがちなので、20号にするなど重いものも準備しておくといいでしょう。餌の大きさも針の大きさに合わせてカットします。

穴子釣りに使用される餌はさまざまありますが、人気があるのがさんまの切り身やイカです。脂ののったさんまは釣り餌として冷凍で販売されていますが、よりコストを抑えたい人はスーパーなどでさんまを購入して三枚におろし、1.5㎝程度の短冊に切っておくといいでしょう。イカは餌持ちがいいので長く使用することができます。

より釣果を伸ばすポイント

より釣果を伸ばしたい場合には、仕掛けに発行するものを使用するといいでしょう。蛍光パイプや蛍光玉を糸に通してみると穴子にアピールすることができます。よく祭りで販売されている折ると発光するアクセサリーのようなケミホタルと呼ばれるアイテムもあり、発光時間が短いためにその日限りの使い捨てにはなってしまいますが、とても効果的です。しかし、あまり光が強い場合には穴子にばれてしまう可能性があります。ケミホタルにはたくさんの種類が販売されており、大きさや光の強さ、色などを選ぶことができます。ルミコと呼ばれる発光が弱いタイプがいいでしょう。

ケミホタルは、魚にアピールするためのものの他に、夜の暗い場所で釣りをして竿先が見えにくいことからあたりを分かりやすくするように竿先にセットするタイプもあります。グリーンやレッドなどカラーバリエーションもあり、また点灯、点滅とタイプが選べるもの、使い捨てや電池の交換でずっと使用できるものなど種類も豊富です。

穴子釣りで役立つコツ

ブラックバスなどの魚種の場合には、一気に餌に食いつくのであたりがあった時には合わせをして魚の口にしっかりとフッキングさせる必要がありますが、穴子は活性の高いシーズンでない限り一気に食いつくということも少ないものです。一度目のあたりではくわえただけのこともあるので、そこで糸を回収しても仕掛けだけが残っていることも多いものです。二度目や三度目のあたりで合わせを行うと確実性も上がります。また、魚に対して大きな針を使用していればフッキングしにくくもなるので、魚のサイズが小さいようであれば針のサイズを変えてあげるのもいいでしょう。

穴子をうまく釣り上げるには、仕掛けに使用している針の大きさが釣れた穴子のサイズに合っているのか、またあわせのタイミングも重要です。他にも、フッキングが浅くて針からはずれてしまうというトラブルもあります。とくに、口の端や体の他の部分に針がかかっている場合には危険であり、海面からの引き上げ時に外れることも多いので、たも網を用意しておくと安心です。

まとめ

穴子釣りは、仕掛けによっても釣果が大きく変わってきます。その時の穴子のサイズに合わせて臨機応変に道具を変えていくことも重要です。穴子釣りは、釣る楽しみの後に食べる楽しみも待っています。おいしく食べるためには鮮度は重要であり、海にいるうちに血抜きをしておくと生臭さが残りません。血抜きができないような場所の場合でも、穴子は他の魚に比べると比較的海中にいなくても長く生きているので、自宅に戻ってもまだ生きているというケースも多いものです。まだ心臓が動いているうちにエラのあたりに包丁を入れて水につけて血抜きを行ってもいいでしょう。