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釣りバカ日誌映画1 初心者におすすめやポイントとコツの情報をご紹介!

釣りバカ日誌映画1 初心者におすすめやポイントとコツの情報をご紹介!

釣り好きなら誰でも知っているほどの漫画がもととなっている映画釣りバカ日誌1は、釣り好きの浜ちゃんと釣り初心者の社長が巻き起こす数々のユーモアあふれるエピソードを描いて好評の映画です。この作品は昭和63年からほぼ毎年1作品が作られ、シリーズ化されて全部で22作品が製作され2009年に完結しました。主演は浜ちゃん役に西田敏行、社長役は三國連太郎が演じ、すべての作品で息の合った演技を披露、毎回の釣りロケで釣り好きを楽しませてきた娯楽映画です。

釣り初心者の入門としても

釣りに興味がある人が手軽にその魅力を知ろうとする時、釣りの映画はとても参考になります。実際にどのような地域で釣りが楽しめるか、釣る人がどんな風に楽しんでいるのかを見られますし、また、その釣りの服装や準備品の色々を見て、釣りをしに出かける場合に必要な物事などが、全般的に見られます。初心者の場合、必要な情報は多いのですが、どんな情報が役に立つのかの判断そのものが、経験が無い為できませんので、このような場合に参考になる作品が、釣りバカ日誌1です。この作品で登場する主役の一人、社長は釣りの初心者だからです。

初心者が楽しく釣りについて理解を深める為には、映画を観る事も効果的です。釣りバカ日誌1では、主役の相手役である初老の紳士は釣りの初心者であり、ベテランの釣り師である主役、パッとしない中年サラリーマンですが釣りでは腕が良いという浜ちゃんから、釣りのマナーなどを習う場面が登場します。初心者と同じ目線で観られる映画です。

おすすめのご当地の魅力が

釣りバカ日誌のシリーズの魅力として、釣りの楽しさ、釣り場所の撮影、ゲスト俳優の顔ぶれの豪華さを味わえる事があります。ご当地でのおすすめの釣り場や名所が取り上げられる事が多いので、釣り好きには釣りが、それ以外の観客には旅行ガイドとしても楽しめる映画となっています。また、地域の人も多くエキストラとして登場し、地元の雰囲気を感じられる工夫もされていて、地域ならではの魚料理など、とても興味深い題材も映像の随所で楽しめます。釣りをテーマとしているので、釣り場周辺の環境や暮らしぶりなども観られるのが特徴的です。

釣りバカ日誌1は、シリーズの第1作目であり、四国の香川県にある女木島、神奈川県の鎌倉市が舞台となっています。この地域で有名な海釣りでは、瀬戸内海で浜ちゃんが黒鯛を釣り上げるシーン、社長が釣りデビューとして東京湾でシロギスを釣る場面などが撮影されました。ご当地でのおすすめの釣りを視点とした見どころが満載の作品です。

人気の秘密は掛け合い

釣りバカ日誌1では、初心者の社長が浜ちゃんの弟子として釣り師デビューをするまでが描かれていますが、釣りの腕前の違いによる楽しみ方のガイドとしても、面白く観る事ができるようになっています。土地勘を持つ釣り人と、初めての場所で釣りをする人の違いが、主役の二人の掛け合いで笑いながら楽しめます。自分も初心者やベテランのそれぞれの気持ちになって観る事で、釣りについての昔からの考え方などがわかるのが興味深いところです。釣りでは、実際には釣れたかどうかだけが話題になりがちなレジャーですが、この映画を観れば、違った面からも興味が持てる作品となっています。

釣りバカ日誌1を観れば、主役の二人の掛け合いの笑いのエピソードから、最初は滅茶苦茶な浜ちゃんへの印象が、物事について、違った視点から考えたり、感じたりする事を、釣りを楽しんで臨機応変に対応して習得している、そういう浜ちゃんの姿勢に知らず知らずのうちに共感してしまうことに気がつきます。釣り好き以外でも楽しめる映画です。

魅力が満載の見どころポイント

釣りバカ日誌の映画は当初、平社員で釣りの方では師匠にあたる浜ちゃんと、釣りの初心者として浜ちゃんから習う、社会的には浜ちゃんを雇っている会社の創業者社長との秘密の関係が見どころポイントでした。釣りのシーンは釣りバカ日誌1が最も印象深い描写となっています。この釣りバカの作品がシリーズを重ねるに従い、釣りの楽しさを加味した作品というよりも、二人の人間的な魅力を中心にした映画の内容に変化し、その個性あふれる出演俳優たちの脇役ぶりも加わって、見どころとするポイントが増加した事が、このシリーズが長く愛された理由の一つとなっています。

釣りバカ日誌1から始まった人気シリーズでは、主役の二人がお互いの社長と平社員の立場を超えて友情を結んでいく場面が、釣りという娯楽をベースにして展開しています。釣り好きを取り巻く登場人物の人間的な魅力を観られる第1作目は、これから主役二人がどんな物語を展開してくれるのかを期待させる作品になっています。

人生のコツを映画作品で観るなら

物事にはコツがありますが、釣りの場合も、人付き合いの面や、物の考え方でも同様だという事を、釣りバカ日誌1の浜ちゃんは、作品の中ではるかに社会的にも年齢でも目上である相手に諭す場面が随所に出てきます。社長が食べ残した魚の煮付けを、釣った魚をきちんと供養してあげるように、浜ちゃんが代わりに食べるシーンなどでは、食べ物の好き嫌いで判断するのではなく、生きている命を頂く意識をきちんと持つ事が大切だと教えます。生き方のコツのようなものが、釣り場か日誌1では取り上げられていて、価値観や幸福感の違いが主題の一つとなっています。

人生や幸福感、考え方のコツを見つけたい場合、役に立つ映画が釣りバカ日誌1です。立場の違いを意識せず、考え方を変えることで、物事のコツが理解できる場合がある事を考えさせてくれる作品です。主役の釣り好き平社員、浜ちゃんと、雇い主の社長が、釣りという趣味を通じてお互いを人間的に認め合う、魅力ある作品となっています。

まとめ

釣りバカ日誌1は、多くの釣りファンから支持されている原作漫画を映画化した作品です。釣り場で出会った浜ちゃんと初老の紳士、釣りをした事がない彼に浜ちゃんが熱っぽくつりの魅力を語ります。のちに、二人とも、互いが会社の創業者の社長と、ダメな社員としてレッテルを貼られている自社の会社員である事を知ります。お互いにその現実を秘密にして釣りに没頭する事や、会社に内緒である二人の関係を観客が大いに楽しめる内容となっていて、釣りの魅力に加えて登場する人物の巧みな演技と面白さに引き込まれます。そして、映画は好評となりシリーズ化されて通算22作が作られた娯楽作品となっています。