高原川渓流釣り 初心者におすすめやポイントとコツの情報をご紹介!

高原川渓流釣り 初心者におすすめやポイントとコツの情報をご紹介!

高原川は日本有数の急流河川の一つで、岐阜県北部や富山県の中を流れる川で、神通川水系の一級河川です。尚、この川が流れる流域には、平湯温泉、福地温泉、新平湯温泉、栃尾温泉、新穂高温泉などの奥飛騨温泉郷などの温泉スポットも在りますし、新穂高温泉などは北アルプスの登山基地としても有名なエリアを流れています。また、主な支流として蒲田川、双六川(もしくは金木戸川)、蔵柱川、吉田川、山田川、跡津川などが在り、蒲田川合流地点までの間を平湯川と呼ばれており、これらの川の中での渓流釣りを楽しむ事が出来ます。

渓流釣り初心者は経験を持つ人と同行がお勧め

北アルプスの高峰群とは独立している乗鞍岳、四ツ岳に源流を持つのが高原川です。この川には複数の支流が在り、本流以外にも支流での渓流釣りを楽しむ事が出来ます。尚、渓流釣りと言うのは、山奥の中を流れる川での釣りになるため、山道を歩くスキルや山歩きの知識なども必要になります。また、雨が降ることで川は急激に増水する事も有るので、釣りの経験だけではなく、山への知識なども必要になることからも経験者と同行する事が大切と言う事です。尚、イワナ、ヤマメ、鮎などの魚を釣る場合は遊漁料を漁業組合に対して支払い、許可証を貰った上で釣りをすることが大切です。

高原川での釣りをする場合は、狙う魚に応じて禁漁期間が設けられています。例えば、鮎などは解禁日が在ることは有名な話ですが、イワナやヤマメなどについても禁漁期間が定められています。この川では、鮎は11月1日より翌年の6月末日まで、イワナやヤマメは9月10日から翌年の3月末日までが禁漁期間となります。また、イワナやヤマメは15センチ未満の魚は捕獲禁止になっており、釣れたサイズに応じてリリースが必要です。

おすすめの高原川の渓流釣りと注意点

高原川の本流は、川の途中に堰堤が在るものの、堰堤の高さはそれほど高くは無く、川が増水している時などは魚の流通が行われるので良型の魚を狙えるおすすめの川です。また、本流以外にも北アルプスを代表する蒲田川、山田川、蔵柱川、双六川、下佐谷、笠谷、白水谷、跡津川などの支流の川での渓流釣りも可能で、良型のヤマメやイワナなどを狙う事が出来るポイントが多数在ります。尚、発電所放水口の上流端より下流域のエリアは禁漁区になっているなど、事前に禁漁区の範囲などをチェックしておくのがおすすめです。また、禁漁区は期間が定められている場所と、一年を通じて禁漁になる場所が在るので注意が必要です。

高原川は釣り竿を使って楽しむ遊漁釣りと、漁業を目的とした漁も行われています。漁業を目的としたエリアでは、釣りは禁止になっていますが、共有漁場と呼ばれている場所では釣りも可能です。但し、釣りが出来る場所と漁場には境界が定められており、釣りに出掛ける時には釣り場の情報を入手し、禁止エリアでの釣りをしないようにすることが大切です。

人気の渓流釣りの釣り場について

高原川の中でも人気が高いのが本流です。人気の理由は、車などを利用して釣り場に行き来が出来る場所が多い事などで、良型の魚を狙う事が出来るポイントが多数在ります。また、本流には跡津川出合から神岡町にかけて、浅井田ダム周辺から蒲田川出合にかけて、蒲田川出合いより上流域の3つの渓流釣りのポイントに分ける事が出来、それぞれのポイントでは釣果が期待出来ます。跡津川出合い~神岡町までのエリアは初期の釣り場として人気が高い場所で、浅井ダム周辺から蒲田川出合いにかけては、下佐谷、白水谷、双六川などの支流の流れ込みがあるポイントになっており、本流の核心部となっています。

蒲田川出合い~上流域にかけての本流のポイントは、奥飛騨温泉郷の一つでもある平湯からの流れ込が在る場所で、平湯以外にも新穂高温泉や福地温泉などの温泉地の中を巻きながらの流れ込が在ることからも、他の場所と違って水温が高く、魚の活性が高い人気ポイントになっています。また、このエリアは巨岩が多く在るため、魚の隠れ処豊富に在るなど魚影が濃いポイントです。

高原川の渓流釣りのポイントについて

渓流釣りは山の中に在る渓谷での釣りのことを意味しています。場所によっては川を迂回しながら登って釣り場を探す事も少なく在りません。本流や支流などには堰堤は在るものの、それほど高低差が無いので大きく迂回して山を登る場所も少ないのですが、中には高低差が在る場所も在り、川を大きく迂回するように川沿いの山道を登る事も有ります。そのため、支流などで釣りをする場合はしかったりとした装備で釣りに出掛ける事が大切です。尚、自然美溢れる釣り場でもあり、自然をいつまでも残すためにも、自分が持ち込んだゴミは必ず持ち帰ると言った最低限のマナーを守る事が重要です。

高原川での渓流釣りは本流での釣りと、支流での釣りの2つが在りますが、何れも渓流の女王とも言われているヤマメ、天然のイワナなどを狙う事が出来る川です。渓流での釣りを楽しむ場合は、漁業組合に遊漁料を支払う事、許可証を貰う事、釣れた魚のサイズに応じてリリースを行って自然保護を行うなどのマナーも大切ですし、ゴミは全て持ち帰るなど、自然を大切にする気持ちを持つ事が重要です。

高原川の渓流釣りの特徴とコツについて

高原川は、高原川漁業協同組合が管轄になっている川で、この漁業協同組合が川の管理のなどを行っています。また、この川は神通水系上流域となる、飛騨市神岡町、高山市上宝町、奥飛騨温泉郷の中を流れる本流で、渓流釣りは解禁となる4月1日より9月9日までの間のみ楽しめると言った特徴が在ります。尚、中流域においては鮎釣りも楽しめる川で、鮎釣りについては6月下旬もしくは7月上旬より9月下旬頃まで可能になります。また、共有漁場と呼ばれる3つの漁協が管轄になっているエリアも在りますが、共有漁場については3つの漁協の何れかの遊漁券を購入する事で釣りを楽しむ事が出来るようになっています。

渓流での釣りは3月1日から9月9日にかけてとなりますが、解禁日は毎年漁業組合のホームページで確認をしておくと安心です。また、この川は北アルプスの乗鞍岳などを源とする川で、雪解け時期は川の水が増水するので春先などの釣りを楽しむ時は注意が必要です。尚、本流だけはなく支流での釣りも楽しめる場所で、山道を歩くこともあれば、沢を登ると言う沢登を楽しめるなどの魅力も在ります。

まとめ

高原川本流、支流での渓流釣りを楽しめるのは解禁となった4月1日より9月9日までの間になります。但し、解禁日は変更されることも在るので、事前に高原川漁業協同組合などのホームページを利用して、その年の解禁日をチェックしておくことが大切です。また、本流や支流では天然のイワナやヤマメなどを釣ることが出来ますが、これらの魚を釣る場合は事前に遊漁券を購入しておくことが大切です。尚、イワナやヤマメは体長が15㎝未満の魚については捕獲が禁止されているのでルールを守って釣りをすることが大切です。また、本流や支流は自然が豊富に在る場所となるので、ゴミを持ち帰ると言った最低限のマナーを守ることも大切です。