釣りっこ太郎と聞いてこれがボートで在ることを知る人はボート釣りが大好きな人、ボートを利用して釣り楽しむ人と言った具合に、ニーズ自体はそれほど多くは在りません。ボート釣りを楽しみたい、自分のボートを利用して楽しみたいと考える人などに人気が高いボートです。尚、エンジンが付いているボートと言うのは基本的に小型船舶免許が必要となりますが、小型船舶免許は平成15月6月1日に規制緩和が行われており、船の長さが3メートル未満、エンジンの出力が2馬力未満の場合は免許が不要で操縦が出来ると言った規制緩和が行われています。
初心者も免許不要でボート釣りが楽しめます
ボート釣りと言うのは、手漕ぎボートを貸してくれるお店でボートを借りてから、ボートを漕いで釣り場まで移動する釣り方です。釣りのポイントと言うのは今までの釣りの経験などから探し出すことが出来るもので、初心者は釣りのポイントとなる場所を探し出す事は難しいので、ボート釣りを楽しみたいと言う事であれば、ボート釣りの経験を持つ人と一緒に出掛けるのがおすすめです。また、手漕ぎボートはポイントまで漕いで行く必要が有りますし、釣りが終了して寄港する時も自らが漕いで寄港する必要が有ります。その点、釣りっこ太郎は船外機が付いているのでポイントに行く時と寄港する時などはエンジンを利用出来ると言った利点が在ります。
エンジンが付いているボートは従来の小型船舶安全規則の中では小型船舶免許が必須でしたが、平成15年の改定では、船の長さ3ｍ未満の船舶で出力が1.5kW未満（約2馬力）の船については小型船舶安全規則の適用除外とされており、小型船舶免許が無くても海上などでの釣りに利用することが出来るようになっています。そのため、これからの条件を満たすエンジン付きのボートを利用すれば、自らボートを漕いで釣りのポイントに出向いたり、寄港する必要が無いと言った利点が在ります。
釣りっこ太郎のおすすめについて
釣りっこ太郎は小型船舶免許を持っていない人でもボートの操縦が出来て、ボート釣りを楽しめると言ったメリットが有ります。但し、免許が要らないとは言っても基本的な操縦やリスクなどについての知識は必要であり、海と言う大自然の中で楽しむ釣りとなるため、法律などにおいての学習や海で船を操縦する際のルールなどについての学習は必須と言えます。おすすめとなるのは、小型船舶の教則本などを利用する事であり、教則本にはボートが航行できるエリアや海上でのルールなどについての学習が出来るようになっており、初心者などはボートを操縦する前に基本的な事を学んでおくことがおすすめです。
自己責任において操縦することが出来るのが釣りっこ太郎の特徴と言えますが、船には船外機と呼ばれるエンジンを装着してボートを走らせることが出来るようになっています。尚、ボートを保管する場所と言うのはヨットハーバーなどの施設を利用する方法も有れば、車にキャリーを付けてけん引を行ってボートを海に運ぶと言った方法の何れかになります。また、船外機と言うのは取り外しが出来るエンジンで、分割タイプのボートなどの場合はコンパクトになると言った利点も在ります。
釣りっこ太郎の人気について
釣りっこ太郎の人気の理由は、普通のモーターボートと比べると安く購入することが出来る事、そして車でけん引する事で自分が好きな場所での釣りを楽しめる事などになります。車でけん引を行う場合は特別な免許が無くてもボートを引っ張って釣り場に行くことが出来ます。但し、道路交通法の中では、被牽引車両の総重量は750kg以下の場合では普通免許で運転が出来るとされていすが、これを超えた場合はけん引免許が無ければボートをけん引する事は出来ません。因みに、総重量はトレーラー本体の自重、ボートの重量、船外機の重量、ガソリン重量、その他全ての装備品の重量の合計となります。
釣りっこ太郎のボート自体の重量は機種により異なりますが、50～80ｋｇになるので、トレーラー本体の重さ、船外機の重さなどの合計を足しても750kgを超える事は無いので普通自動車免許証を持っている人であればけん引を行って釣り場近くまでボートを運ぶ事が出来るのです。また、小型船舶免許も不要になるので、自動車の普通運転免許証が有れば誰でもがボートをけん引してボート釣りを楽しめるなどの理由からも人気が高くなっています。
釣りっこ太郎のポイントについて
釣りっこ太郎は釣り需要が高まったなどの理由で、可搬艇モデルとしてのボートが販売されたもので、最初に発売が行われたのは1985年になります。この時発売されたボートは、一体式、分割式、手漕ぎタイプなどであり、3種類、6バリエーションが登場しました。尚、分割式と言うのはボートを２つに分けることが出来るタイプで、一体式と比べるとコンパクトになるため、自宅などで保管する時なども保管スペースが少なくて済むと言ったメリットを持ちます。また、手漕ぎタイプは手漕ぎと言う事からも船外機が付いていないボートと言った特徴が在ります。
小型船舶免許が要らない事、けん引免許が無くても自動車にトレーラーを繋げてボートを乗せてけん引をして釣り場となる場所までボートを運ぶことが出来るなどの理由からも人気が高いのですが、特別な資格が無くても利用出来る反面、様々なリスクが生じるため、海でのルールやけん引を行う時のマナーや技術というのは持っておかなければならない事です。また、ボート釣りとしてボートを利用する場合は、釣りのポイントなどを知ることも大切で、これらの事を知ることで楽しいボート釣りをすることが出来るのです。
釣りっこ太郎を利用したボート釣のコツについて
エンジンが付いているタイプと手漕ぎタイプの二つが在りますが、エンジンが付いていても手漕ぎタイプの場合でも、釣り場となるポイントは自ら探す必要が有ります。乗合船などの場合は、船頭さんが魚群探知機を使って魚がいる場所まで連れて行ってくれますが、ボートの場合は釣れる場所を自ら探す事がコツとなります。ポイントとなる場所は経験を積む事でどのような場所であれば釣果を期待出来るのかなどを知ることが出来るようになりますが、初心者の場合は経験を持つ人と一緒に出掛けるのがコツです。また、ボートは2名乗りなどになるので、経験者と乗船して釣り場を探す事が楽しい釣りをするコツでもあるのです。
釣りっこ太郎を利用したボート釣りは誰にも気兼ねなく釣りを楽しめると言った魅力が在りますし、ボートを所有している事でいつでも好きな時に釣りに出掛けられると言う魅力も在ります。尚、釣りのポイントは経験を積む事で解るもので、最初の内は何処で釣れば良いのかなど解りません。そのため、ボート釣りの経験を持つ人と一緒に出掛けるのがコツです。
まとめ
釣りっこ太郎は1985年に発売された小型のボートで、発売された時は一体型、分割型、そして手漕ぎ型の3種類が在りました。小型船舶免許が無くても船外機付きのボートを操縦できるメリットや、トレーラーを利用してマイカーをけん引する場合もけん引免許が無くてもけん引して釣り場までボートを運べるなどの手軽さから人気が高いのです。しかし、免許が要らないからと言って、海上でのルールやけん引におけるルールなどを知ることは重要な事です。また、ボートで釣り場に向かう場合も、どの場所で釣れば良いのかなど、経験者と一緒にボート釣りに行く事で知識を蓄えることが出来るようになるのです。
