アオリイカは日本の北海道より南の沿岸部に生息するイカでヤリイカ科に属するイカです。体長は大きいもので40センチから50センチにもなります。これらは春4月から6月ごろと秋9月から12月ごろに沿岸部に近づいてくるためエギングといって疑似餌を使用した釣りを手軽に楽しむことができるので人気があります。また餌で釣るヤエンという方法もあります。アオリイカは高知県でもよく釣れるのでその釣果と魅力についてまとめました。
初心者の方がアオリイカを釣るために
初心者の方がアオリイカを釣る場合、まず道具をそろえる必要があります。道具も仕掛けによって変わってくるのですが、やはり手軽に始めることができるエギングがおすすめです。これは釣具店などで売っている疑似餌で釣るもので、その専用の釣竿があります。使用するラインなど専用のものを使用して仕掛けづくりも比較的簡単です。これら道具を準備して、釣り方は雑誌やインターネットなどで調べるといいでしょう。釣り場もいろいろありますが、釣果があがるポイントが高知県には多くありますので、漁港などを中心にポイントを探して釣りを楽しむといいです。
初心者の場合は特に情報が必要です。エギングならまず釣り方を知っている知り合いと行くといいです。エギングの場合は特に釣竿のシャクリ方など大事です。また高知には数多くのポイントがあります。初心者には危険な場所もありますので、これも情報を集めておくことと、安全に関する装備も必要です、そのうえで確実に釣果があげることができる場所を探すといいです。
アオリイカを釣るなら秋がおすすめ
日本沿岸に生息するため高知県の沿岸部でも春と秋にかけて釣果があがります。4月から6月ごろの春から夏にかけて大型のものが産卵のために浅場へやってくるのです。この時期は大型の個体を釣ることができるのですが、数が少ないことと大型のため釣果としてはそれほど数はあがりませんが、40センチから50センチといった大型を釣るチャンスでもあります。9月から秋にかけてはふ化したアオリイカが成長して浅場で餌を探して育ちます。そのため生息数が多いということと好奇心が旺盛なことから、釣果を上げるチャンスでもあるのでおすすめです。
比較的浅場で釣れる秋は漁港や岩場などから集団で回遊している姿を見ることもできます。基本的な夜行性ではありますが、より釣果を上げる場合は明け方や日没時に釣るといいです。大型を狙いたいならやはり春になります、ベストシーズンは5月、6月の産卵期とも言われています。秋は数を釣ることはできますが、小さな幼体はリリースしてあげるといいです。
アオリイカ釣りの人気の秘密
アオリイカの人気の秘密は手軽に釣りをすることができる、そしておいしく食べることができることがあります。道具や仕掛け装備をそろえて、エギングといった釣り方を楽しむことができます。手軽さということでは、エギングの場合は堤防や岩場などからカラフルな餌木をセットしてキャスティングしてからアクションを加えます。キャスティングを繰り返して狙うことができるということです。そして食べることができるということで、他の魚と違いさばき方もわかりやすく、刺身にすると甘味をうまみを味わうことができますし、焼いて食べるなどいろいろな楽しみ方ができます。
アオリイカはここ最近人気が出てきたフィッシングです。エギングといった手軽さと食べてもおいしいということで、釣り場所としては漁港などの堤防となります。高知にはこような港が点在していて、いろいろポイントを探しながらフィッシングするのも楽しみのひとつです。それは手軽に釣ることができるためで、それが人気の秘密でもあります。
高知のアオリイカ釣りのポイントについて
アオリイカの春と秋に沿岸部に近寄ってきます。春は産卵のため、秋は産卵した幼体が浅場で餌を捕食をするためですが、岩場や海藻、藻がある場所で隠れることができるポイントを好んでいます。岩場以外にもテトラポットがあるようなところも生息しています。高知にはこのようなポイントが多く、海沿いに道路があることでアクセスも容易なので人気があります。やはり人気があるのはエギングで堤防の先などには多くの人がいることもあります。しかし中には人が少ない場所もあるので、このようなところを探してキャスティングすることもできます。
エギングを行うポイントは港などの堤防だけではありません。砂浜にテトラポットがあるような場所でも生息していますのでこのような場所を狙ってみるのも方法です。ただ危険な場所には近づかないようにする必要があります。漁港で日の出前や日没後に狙う方法もあります。もちろんきちんと装備をしてのことですが人も少なく活性も高くチャンスでもあります。
アオリイカの釣果を上げるコツ
エギングの場合、釣果を上げるには、適切な餌木のサイズとカラーを選択すること、そしてアクションを加えることです。サイズは号数で表わされていて春の大型シーズンは3.5号から4号を使用します。秋にはこのような大きさでは釣れにくいため、2.5号から3号を使用します。カラーは基本的にはオレンジやピングなど明るめの色を使用して、コンディションによって紫などの暗めの色を使い分けることにより好奇心を誘うことができます。基本的なアクションは、餌木を海底に沈めてから釣竿をしゃくってアクションを加え、そしてまた沈めるということの繰り返しを行います。
アオリイカの釣果を上げるコツは場所と仕掛けと釣り方です。良く釣れるポイントはいくつかあるのでこのような情報を調べておくことが大切です。仕掛けはエギングやヤエンといった釣り方がありますが、エギングの場合は自分で大きさやカラーを選択します。晴れの日や曇りの日、潮周りから活性が悪い日など使い分けることです。釣り方として縦にアクションをして反応が悪ければ横にアクションするなど変化を加えることです。
まとめ
アオリイカ釣りは手軽に始めることができ、釣って食べることができるため人気が出てきています。季節的にもいい時期に釣ることができるのも魅力で、これまで釣りに興味がなかった女性や子供にも人気があります。また高知にはアオリイカの生息に適したポイントが数多くあり、このような場所を移動してキャスティングすることができるのも魅力のひとつです。これらフィッシングを楽しむためにも安全とマナーを守りましょう。やはり海で行うことなので安全な装備を行っておくこと、ゴミはちゃんと持ち返ること、これらマナーを守ってフィッシングを楽しみましょう。
