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ヒイカ釣り 初心者におすすめやポイントとコツの情報をご紹介!

ヒイカ釣り 初心者におすすめやポイントとコツの情報をご紹介!

ヒイカは、地方によってはコイカや赤イカ、ジンドウイカやテクビイカなどさまざまな呼び名で呼ばれている小型のイカです。10㎝から15㎝程度の小ささで船に乗らなくても岸壁からできる釣りなので、子供さん連れでも気軽にヒイカ釣りを楽しむことができます。釣りには餌を使用するものもありますが、エギと呼ばれる仕掛けだけで餌の準備も不要なので準備や片付けに手間を取りません。なので、思い立ったら釣りに行くということも可能です。

初心者でも楽しめる釣り

釣りには餌を使用しておびき寄せる方法や疑似餌を使用してアクションで誘う方法などさまざまな種類がありますが、ヒイカ釣りはエギと呼ばれる疑似餌を使用していながらも初心者でも簡単に楽しむことができます。ヒイカはイカ釣りの中でも小さな種類なので、エギも小さなサイズが使用されています。ヒイカをおびき寄せるためのアクションは重要ですが、軽いために海中にあるだけでも海流の流れでゆらゆらと揺れるものです。置き竿にしていても自然とヒイカにアピールしているものであり、いつの間にか釣れていたということもあるものです。

イカは夜行性であるために夜に釣りが行われます。さらに、光に集まるという習性があることから、ライトを使用すればヒイカをおびき寄せることが可能です。海中を照らす集魚ライトがあればそこに糸を垂らすだけなので初心者にも簡単に釣れる楽しみがあり、また集魚ライトを持っていない場合には街灯が海面を照らす場所を探してみましょう。

釣ったら簡単に食べられるおすすめのヒイカ釣り

釣りにはブラックバス釣りのようにスポーツとして食べずに釣ることを目的としているものもありますが、ヒイカ釣りにはさらに食べる楽しみもあります。ヒイカはそれほどメジャーなイカでもないために地域によってはスーパーなどに流通しないこともある貴重なイカです。小さいので調理も簡単であり、小さいわりに歯ごたえがあって甘みもあり、他のイカにはないおいしさが特徴です。生のまま刺身にしても楽しめますが、内蔵を取らずにそのまま湯がいて酢味噌やわさび醤油で味わったり、煮物にしてもいい出汁が出るのでおすすめの調理法です。

一般的なイカになると、内臓をとったり目玉や口がかたいので外す必要がありますが、ヒイカは小さいのでまるごと食べることができます。ヒイカ釣りでは料理が苦手という男性にも男メシとして簡単に調理ができ、また魚を捌いたら生臭いし内蔵がグロテスクだからやりたくないという女性にも、手軽に釣って食べることができる釣りです。

釣りの中でも人気のヒイカ釣り

釣りには狙う魚によって竿や糸、リールや仕掛けを変える必要があります。ヒイカ釣りでは、岸壁の真下を探るのであればそれほど長い竿は必要なく、また仕掛けもエギだけなので初心者用の竿セットでもヒイカに気付かれないような細めの糸であれば十分です。エギには餌を付けるタイプもありますが、餌なしのものでも十分です。簡単な道具で餌の準備もなくできるのが人気の秘訣です。他にも、光でヒイカを寄せることができるので集魚ライトを準備すれば大勢で行って真下のライトの周りだけを狙っても数釣りで狙うことができる点も多くの人に利用されている人気の理由です。

集魚ライトがない場合には街灯下を狙いますが、光と影の間もヒイカ釣りの狙い目となります。そのために、光が直接当たっていなくても比較的広範囲に狙うことができます。街灯のある場所はヒイカシーズン中には人気のスポットとなるので、より良い場所を取るために多くの人が狙っています。夕暮れ時間から場所取りをしておくことも重要になります。

ヒイカ釣りのポイント

ヒイカ釣りは、同じような場所でも釣れる人と釣れない人との釣果の差もあります。ヒイカ釣りは夜なので暗闇では良く見えないものですが、たくさん釣れている人をチェックしてみたり声を掛けてみるのもポイントです。確認したいことは、エギの大きさや色、アクションの方法、棚の深さです。エギにはたくさんの種類があり、その時によって釣れるものが違ってきます。また、どのようにヒイカにアピールをしているかの動きを見たり、深さの確認も欠かせません。その時によって海底近くに集まっているのか、それとも海面付近にいるのかも違うものです。

その日や時間が変わることによっても釣れる条件は違ってくるので、前回大漁だった時の条件にこだわることなく臨機応変に変えていく必要があります。釣れている人に聞いてみるのが一番ですが、人によってはあまり教えたくないという人もいるものです。邪魔をしないように遠くから見て真似をするという方法の方がいい場合もあります。

ヒイカ釣りのコツについて

ヒイカ釣りのコツとしては、使用しているエギが大きくかかわってきます。エギには豊富な種類の大きさがありますが、あまり大きなものではヒイカが寄ってこない可能性もあります。1.8号から2.5号程度の小さなものを用意しましょう。また、色味は非常に重要なポイントであり、その時の海の濁りによっても変わってきます。濁りが深い時にはアピール力の高いピンク系やオレンジ系、赤系が向いていますが、あまり海水が澄んだ色である時にはエギがばれてしまいます。そのために、淡い色であったりくすんだ色味のエギを使用するようにします。

時間によっても変わるエギの色のアピール力は、たくさん用意をしておいて都度変えることも重要です。釣れている人が使用しているエギの色をこまめにチェックして真似てみるのも釣果に大きく影響をします。基本的なピンク、レッド、オレンジ、ブルーなど数色を揃えておくといいでしょう。また、海底付近を狙う場合には根がかりでロストする可能性もあるので、2つあると安心です。

まとめ

ヒイカだけではありませんが、魚は広い海を回遊しているものであり、とくに船釣りでは魚のいる場所に移動することができるものの岸壁で釣る場合には魚が寄ってくるのを待たなくてはなりません。ヒイカは、地域によっても違いますが春夏のシーズンに産卵のために岸による傾向があり、その時に釣りに行くのが狙い目ですが、潮の動きや天候、回遊のタイミングなどによっても釣果が変わってきます。同じ場所でずっと釣れない状況が続くのであれば、地元釣具店から人気の釣り場や釣果情報を得たり、場所を変えてみるなど探りながら行うこともヒイカ釣りには大切です。